見た目が「怖い人」を貸し出すという「レンタル怖い人」というサービスのサイトがあることがツイッターで話題となっていました。
このサービスのサイトでは、浮気が不倫の男女トラブルでの利用も対象にしており、夫の不倫相手との交渉に付き添って欲しいという依頼というのが例にあげられていました。
このサービスはまだ関東圏を対象にしたもののようですので、まだ北海道で利用した人はいないのかもしれません。
このようなサービスを利用しないまでも、知り合いの見た目が「怖い人」を同行して不倫の問題の交渉をしないことをお勧めします。不倫の慰謝料を請求する側でも、請求を受けた側でもです。
見た目が「怖い人」を同行させるのは相手方に恐怖を感じさせて自分に有利な解決をしたいというのが本音でしょう。(ボディガードのため等という口先での言い訳が通ると思うのは甘いです。)
「見た目」に加えて何らかの言動もあいまって、脅したということになれば脅迫罪が問題になるでしょうし、恐怖を感じさせて慰謝料名目で金銭を支払わせたとなると恐喝罪ということにもなりかねません。
慰謝料請求は民事上のトラブル止まりです。しかし、脅迫罪や恐喝罪が問題になるということであれば、同行した「怖い人」と同行してもらった人とでこれらの犯罪の共犯として刑事事件になるおそれが生じます。
金銭の問題でしかないともいえる不倫のトラブルで自分が逮捕されたり刑罰を受ける危険を冒すのは割りに合うとは思えません。
あと、「見た目」だけではなく本物の反社の人に関与してもらった場合は、その反社の人に逆に食い物にされる危険があります。
また、「見た目」だけ怖い人を同行していった場合に、相手方が対抗するために本当の反社を連れてきたりした場合は、反社の人とのトラブルを抱えることになります。
ですから、「見た目」が怖い人に同行してもらって交渉を有利に解決しようというのは、「怖い人」が本物かどうかに関わらず、悪手ということになります。